補聴器の選び方

予算、形、性能などから比較して選ぶ

将来的な買い替えも考慮しておく

補聴器は決して安いものではありません。補聴器を選ぶときには、失敗するのが怖くて迷ってしまうこともあるはずです。

補聴器の選び方のポイントを知っておきましょう。

まず、補聴器を購入する予算を考えておきます。補聴器にも寿命があり、一度購入したらずっと使えるというものではありません。補聴器の耐用年数は5年程度なので、いずれ買い替えることも想定しておく必要があります。高価な補聴器はさまざまな機能が搭載されており、魅力的に感じます。あらかじめ予算を決めておかなければ、つい高価なものを購入してしまい後悔することがあります。

また、補聴器には耳かけ型、耳あな型、ポケット型の3つのタイプがあるので、どのタイプがよいかも考えておかなければなりません。補聴器が目立ってもいいならポケット型でもかまいませんが、目立たないのがよいなら耳あな型を選ぶのがよいでしょう。操作が簡単なものがよければ、耳かけ型がおすすめです。

実際に試してから決める

補聴器を選ぶときには、どのような性能が必要かを考えておくことも大切になってきます。補聴器の性能を比較するときには、チャンネル数に注目しておくとよいでしょう。

チャンネル数が多ければ、細かい調整が可能なので、自分の聞こえ方に合わせやすくなります。その他にも、補聴器には騒音抑制機能、ハウリング防止機能、指向性機能などが付いているものがあります。
あれもこれもと欲張ると高額になってしまうので、必要な機能、あれば良い機能、特に必要ない機能と分けて考えておきましょう。補聴器販売店へ行けば、試聴しながら選ぶことができます。専門のスタッフにカウンセリングしてもらいながら、自分にピッタリの補聴器を選びましょう。補聴器を購入する前にレンタルをして使い心地を試せる販売店もあります。

実際に使ってみてから決められるのは大きなメリットです。
初めての場合には補聴器レンタルも活用しましょう。