公的保険には雇用保険や介護保険も含まれます
雇用保険って?
保険には国などが困ったときに保障してくれる公的保険もあります。
たとえば、雇用保険もそうですよね。雇用保険は失業保険とも呼ばれますが、労働者が職を失った場合に、失業給付金を受け取ることができるものです。雇用保険の失業給付をもらうには、その前提として働いていたときから雇用保険に加入していなければなりません。
一般的な会社で正社員として働いている場合には、雇用保険の加入が義務づけられていますから、リストラなどに遭った際にも失業給付が受けられます。
しかし、パートやアルバイトの場合には雇用保険に加入していないことも多く、この場合失業しても給付がもらえません。
介護保険って?
公的保険の中には、介護保険もありますね。介護保険は、40歳以上の人であれば強制的に被保険者となることになっています。
介護保険料を納めていれば、自分が介護が必要だと認定された場合に、介護サービスを受ける費用の自己負担が10%ですむようになっています。介護保険には第1号被保険者と第2号被保険者があり、65歳以上であれば第1号被保険者になります。
第1号被保険者は介護が必要だと認定された場合に介護保険を適用してのサービスを受けることが可能ですが、第2号被保険者は、特定疾病のために介護が必要な場合にのみ介護保険が利用できます。